Riihimaen lasi "KIRSI" vintage タンブラー
ENN scandinavian design_SELECT / from Finland
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Riihimaen lasi "KIRSI" vintage タンブラー
■ メーカー:Riihimaen lasi(リーヒマエン・ラシ)
■ シリーズ:KIRSI(キルシ)
■ デザイン:Nanny Still(ナニー・スティル)
■ カラー:クリア(透明)
■ サイズ(約):直径(口径)7.5 cm × 高さ8 cm
■ 容量(約):250 ml(FULL)
■ 素材:Glass(ガラス製品)
■ 製造年:1980 - 90年代
■ コンディション:★★★☆☆ 3.5
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Riihimaen lasi "KIRSI" vintage タンブラー
"KIRSI" は「サクランボ」のこと。女性デザイナーの Nanny Still(ナニー・スティル)が1980年代にデザインを手掛けた、その名の通りサクランボがエンボス加工(絵柄などを浮き彫りにする加工方法のこと)されている可愛らしい特徴を持った人気シリーズ。
サクランボ柄はどこか甘くなり過ぎるきらいがありますが、この "KIRSI" にはシンプルな規則正しい配列、主張し過ぎないおしとやかさの様な雰囲気に包まれています。楽譜の様に規則正しく配されたサクランボはエンボス加工され、今にもハーモニーを奏で踊り出しそうな雰囲気をしています。
Riihimaki(リーヒマキ)社は 1910年に設立され 1937年にRiihimaen lasi へと社名変更を経て1990年頃まで続いたフィンランドのガラスメーカーでした。Nanny Still(ナニ―・スティル)、Tamara Aladin(タマラ・アラディン)、Helena Tynell(ヘレナ・ティネル)などの優れたデザイナーと共に歩み続けましたが時代の波におされ今は無きメーカーですが、現在でも色褪せることのない作品達は希少なアンティークコレクションとして輝き続け、これからも受け継がれていくことでしょう。
ガラスは肉厚でしっかりとした丈夫な印象を受け、側面と足裏にサクランボ柄がエンボス加工されています。短足でぽっちゃり可愛らしいフォルムにも目が惹きます。
経年による風合いの変化、使用感はあまり感じられず、飲み口まわりのクリアエリアに細かな擦れや微キズが少し感じる程度で、目立つ擦れ、キズ、汚れなど見当たらず、欠けや割れなど見られないことから、時を刻んで来たガラス製品として概ね綺麗な状態と言えます。※ガラス製品特有のゆらぎ、ガラス肌(シワやスジ)、模様などの個体差、加工時の小さな気泡や小キズなど出ている可能性はございます。
【表面(側面)】画像3
飲み口エリアより下側にサクランボ柄と細かな凸凹が施され少し磨りガラス的な雰囲気をまとっています。細かな擦れや微キズは飲み口エリアに薄っすら少し感じる程度で、その他綺麗な状態です。※表面ゆらぎによるクモリ濃淡や繋ぎ目の様な跡は薄っすら見られる状態です。
【内面】画像4
飲み口エリアの微細キズ(画像5)やカトラリー跡など薄っすら少し感じる箇所はありますが概ね良好な状態と言えます。底面にガラス内部の小さな気泡や細スジの様な跡は少し見られますが、これは製作過程の跡になります。
【縁】
綺麗な状態です。
【脚】画像8
短足な脚が可愛げです。小さな気泡凹みや繋ぎ目の様な跡は見られるものの、綺麗な状態です。
【裏面】画像9
サクランボたちが手を繋いで輪になっています。裏面はデザインが割愛されがちですが、こちらは抜かりなくサービス精神旺盛です。座を兼ねている割りに細かな擦れなど殆ど見当たらず概ね良好な状態と言えます。※一部にガラス肌と加工キズ(加工ムラ含む)が密集した様な跡(画像10)が見らますが大きくはなく目立つ跡ではありません。
可愛らしい個性的な柄と表情をまとったタンブラーには、きっとこの子にしか出せない役割があるはずです。ちょっとした飲み物やビールや梅酒など楽しまれても模様がいい感じの表情を見せてくれそうです。プリン容器にしてもいい感じかもしれません。
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