ARABIA “KILTA”（ブラウン）ワイドプラター（21×31）
ENN scandinavian design_SELECT / from Finland
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ARABIA "KILTA"（ブラウン）ワイドプラター（21 × 31）
■ メーカー：ARABIA（アラビア）
■ シリーズ：KILTA（キルタ）
■ デザイン：KAJ FRANCK（カイ・フランク）
■ カラー：ブラウン（茶色）
■ サイズ（約）：タテ21 cm × ヨコ31 cm × 高さ4 cm
■ 素材：CERAMIC（陶磁器）
■ 製造年：1950 - 70年代
■ コンディション：★★★☆☆ 3.5
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“KILTA”（キルタ）は “TEEMA”（ティーマ）の前身と言われるシリーズで、KAJ FRANCK（カイ・フランク）によって 1950 - 70年代の間作られた古い時代の器です。こちらは艶やかで深みと落ち着きのある焼き目の様な茶色の表情がとても美しく趣のある器と言えます。
KILTAには「Kilta Glaze」と呼ばれる、優しく発色する独特の釉薬が使用され、縁や角などに磁器の白色が浮き上がり全体的に淡い風合に仕上げられている特徴があります。
デザイナーのカイ・フランクが常に追い求め続けた事、それは「無駄なく・機能的・その場に馴染むもの」KILTAはその概念が色濃く反映されているシリーズだと思います。
カイ・フランク（1911−1988）
時代の空気を読み、数々の名作の生みの親でもあるカイ・フランク。アラビアにとって革命的なキルタをもたらしたデザイナ−。意外にも、本来はセラミックを専門とはしておらず陶芸の経験も一切ないまま、アラビアの門をたたき斬新なアイディアで戦後のアラビアを新たに構築していったのです。リ−ダらしい資質を持ち、教師としても優れた人物でした。カイ・フランクの教え子達は時代を担うデザイナ−へと成長し、カイ・フランクの精神は時を超えて受け継がれていくのです。
古い器で経年による風合いの変化は見られますが、使い易くて重宝がられるが故に見られがちな使用感は比較的抑えられている感じで、目立つ擦れ、キズ、汚れ、色褪せ、欠け、割れなど見当たらず、長年の時を刻んで来た器として概ね綺麗な状態と言えます。※製作過程のゆらぎ、釉薬ムラ、色の濃淡などの個体差、小さな色飛びなど出ている可能性はございます。
※表面（盛り付ける面）には裏面の白い座の形状（中央部分含む）が表に薄っすらと現れておりますが、これは当時の製品、ワイドプラターの特徴とお考え下さい。
【表面（盛付面）】
プリンやカステラの焼き目の様な何とも言えない美味しそうな色味で、どことなく落ち着いた雰囲気を印象付ける器です。表層の細かな擦れやカトラリー跡のような細キズ（画像4-7）は比較的軽めで、目立つ擦れ、キズ、汚れ、色褪せなど見当たらず概ね綺麗な状態と言えます。
【縁】画像8-10
キルタらしい釉薬ムラ（色ムラ）は四隅等に見られますが、擦れやキズなど薄っすら少し見られる程度で概ね綺麗な状態と言えます。
【側面】画像13-16
釉薬ムラ（色ムラ）、表層の細かな擦れや細キズ、小さな色飛びやムラ跡、色褪せなど少し見られる箇所はありますが、いずれも目立つ跡ではなく概ね綺麗な状態と言えます。
【裏面】画像17,18
白い座部分に細かな擦れやくすみ、レンジ跡のような薄茶色の汚れは見られますが、その他釉薬ムラは隅に見られたりはするものの、細かな擦れなど殆ど見当たらず概ね綺麗な状態と言えます。ARABIA 旧ロゴバックスタンプの名残り、BA 32.s と思われる文字が刻まれる様に記されております。
全てを削ぎ落とした様なシンプルでシャープな KILTA は使い易すさはお墨付き。未だに色褪せることのない KILTAの魅力は単色無地の色味にもあると思います。他の食器との相性も抜群なので既にお持ちの食器達ともきっと仲良くテーブルを彩ってくれることでしょう。こちらはある程度深さのある器ですので汁っ気のある食材も盛り付けることができ、四角いお皿にしか出せない役割と魅力を実感して頂けると思います。
| 販売価格 |
11,000円(税込)
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| 在庫数 |
残り1点です |
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