FINNAIR × Schonwald(9205)ロングプレート(23×11cm)
ENN scandinavian design_SELECT / from Finland
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FINNAIR(フィンエアー)× Schonwald(シェーンヴァルド / 9205)ロングプレート
■ カラー:白 × 濃淡青(青 × ブルーグレー)
■ サイズ(約):ヨコ23 cm × タテ11 cm × 高さ2.8 cm
■ 素材:CERAMIC(陶磁器)
■ デザイン:Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)
■ 製造年:1960 - 70年代
■ 生産国:Germany
■ コンディション:★★★☆☆ 3.7
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FINNAIR(フィンエアー)のエアライングッズ、1960 - 70年代頃に製造された四隅がカットされているフォルムのロングプレートになります。
フィンランドのデザイナー Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)が 1969年にヘルシンキ - ニューヨークの就航を記念して作られた FINNAIR(フィンランド航空)初の長距離航空機ファーストクラス用の器になります。メーカーは ドイツの Schonwald(シェーンヴァルド)社製で、デコレーションデザインは Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)が手掛けており、とてもフィンランドらしいアイテムのレアな一品と言えます。
いくらファーストクラスといっても、ある程度制限を受ける機内スペースを有効且つ快適に食事をしていただく為に、四隅を斜めにカットし、他の食器類との相性と緩衝を避けることを兼ねたデザインとなっており、食器の回収・収納など考えスタッキングできる仕様にもなっているのです。洗練されたフォルムデザインの表面には "FINNAIR" の頭文字 “F” の文字が描かれ、濃淡ブルーの色味で彩られています。大空を優雅に羽ばたいている鳥の群れをヒントにデザインされたのではと想像は膨らみます。現在も機体の所々にデザインされている F のロゴマークは、飛行機を象ったものとされています。
Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)
彼は1933年から数年の間ヘルシンキの美術工芸大学で彫刻を学び、その後、彫刻家とグラフィックデザイナーの仕事を兼任。1947年イッタラ社主催のガラスコンペに応募し、カイフランクとともに最優秀賞を受賞。カイフランクと並ぶフィンランドを代表する有名なデザイナーです。彼の作品にはガラス製品が多く見られ、こちらは数少ない陶磁器作品の一つとも言える、とても珍しいレアな珍品と言えるでしょう。更にはフィンランドで製造されたものではなく、ドイツのSchonwald 社で造られフィンランド航空に納められた逸品なのです。
大きさはヨコ23 cm × タテ11 cm × 高さ2.8 cm ほどになります。
経年による風合いの変化、表層の細かな擦れやカトラリー跡、くすみなどの使用感は薄っすら感じられますが、縁内の絵付けはほぼ綺麗な状態で、目立つ擦れ、キズ、汚れ、欠け、割れなど見当たらず、この年代の業務用の器として概ね良好な状態と言えます。※極めて小さな黒点は少し見受けられますが、気になる様な跡ではありません。
【表面】
FINNAIR の頭文字 “F” で機体を表現しプレートの縁内に沿うようにして青とブルーグレーが交互に配され、可愛らしく、さりげなくデコレーションされ、シンプルな雰囲気をお楽しみいただけます。表層の細かな擦れやカトラリー跡、くすみなどの使用感は薄っすら感じられますが、縁内の絵付けはほぼ綺麗な状態で、目立つ擦れ、キズ、汚れなど見当たらず、概ね良好な状態と言えます。
【縁】
凝視すると、くすみの様な跡は薄っすら感じられるものの綺麗な状態と言えます。
【裏面】
スタッキング効果を兼ねたお皿の深さを確保する為の立ち上がりフォルムにもご注目下さい。凝視すると表層の細かな擦れやくすみなど薄っすら感じられるものの、概ね綺麗な状態と言えます。中央センターには横に走る補強があり、その上側にはサイズ表記と言える23×11表記、下側にはSchonwald 社ロゴ、Germany 9205 がプリントされ、綺麗な状態で残っております。
フィンランド航空の歴史の1コマを垣間見れる作品と言えます。機内用の食器だけにシンプルで何かと使い易い機能美的な遊び心溢れる器と言えます。FINNAIR ファンの方はもちろんなのですが、Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)のデザインに惹かれている方にもお勧めできる器です。是非、日々の暮らしの一枚、あるいはコレクターアイテムとして迎え入れてみませんか。
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