FINNAIR × Thomas Rosenthal ケーキプレートA
ENN scandinavian design_SELECT / from Finland
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FINNAIR × Thomas Rosenthal ケーキプレートA
■ カラー:白×青濃淡
■ サイズ(約):直径14.5 cm × 高さ1.6 cm
■ 素材:CERAMIC(陶磁器)
■ デザイン:Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)
■ 製造年:1960 - 70年代
■ 生産国:Germany
■ コンディション:★★★☆☆ 3.6
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FINNAIR(フィンエアー)のエアライングッズ、1960 - 70年代頃に製造されたセラミックプレートのご紹介です。※状態の差異などは多少見受けられますが、同じような状態のプレートをもう1点同時に出品しておりますので、併せてお楽しみください。
フィンランドのデザイナーTapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)が1969年にヘルシンキ - ニューヨークの就航を記念して作られた FINNAIR(フィンランド航空)初の長距離航空機ファーストクラス用の器になります。メーカーはドイツのThomas Rosenthal (トーマス・ローゼンダール)社製となり、デザインはおそらくTapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)が手掛けています。
無駄のない洗練されたフォルムデザインの表面には濃淡のある青の色合いでFINNAIRの頭文字 “F” の文字がデコレーションされており、飛んでいる鳥の群れを飛行機に見立てデザインされたのではと想像が膨らみます。現在も機体の所々にデザインされているFのロゴマークは、飛行機を象ったものとされています。
デザインは、Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)。
彼は1933年から数年の間ヘルシンキの美術工芸大学で彫刻を学び、その後、彫刻家とグラフィックデザイナーの仕事を兼任。
1947年イッタラ社主催のガラスコンペに応募し、カイフランクとともに最優秀賞を受賞。カイフランクと並ぶフィンランドを代表する有名なデザイナーです。彼の作品にはガラス製品が多く見られ、こちらは数少ない陶磁器作品の一つと言える、とても珍しいレアな珍品と言えるでしょう!更にはフィンランドで製造されたものではなく、ドイツのRosenthalで造られフィンランド航空に納められた逸品なのです。
大きさは直径14.5 cm × 高さ1.6 cmほどになります。
経年変化は感じられる部分もございますが、使用感は少なめに感じられます。凝視するとカトラリー跡のような細かな擦れ跡、薄っすらとしたくすみのような跡は見受けられますが、その他目立つような擦れ、傷、汚れなどは見受けられず、欠けや割れなど見られないことから、この時代に作られた陶磁器製品として見れば比較的綺麗な状態と言えます。これらも古いものとしての味、風合い、表情と捉えていただけらば幸いです。※多少繊細なデザインの箇所がございますので、食洗機には入れずに手洗いすることをお勧めいたします。
【表面】
凝視するとカトラリー跡のような細かな擦れ跡、薄っすらとしたくすみのような跡は多少見受けられますが、比較的綺麗な状態と言えます。FINNAIR の頭文字 “F” で機体を表現しプレートの淵に沿うようにして青とブルーグレーが交互に配され、可愛らしく、さりげなくデコレーションされ、シンプルな雰囲気をお楽しみいただけます。
【裏面】
僅かな揺らぎのようなものが感じられます。座の部分に擦れのような、くすみのような跡は見受けられますが、比較的綺麗な状態と言えます。僅かに薄れている部分はありますが中央付近に緑色で Thomas rosenthal社のロゴとGERMANY(ドイツ製)、FINNAIR の頭文字 “F”がブルーグレー、青色で記されています。このプレートにはdesign:Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)とは記されてはおりません。
フィンランド航空の歴史の一コマを垣間見れる作品と言えます。機内用の食器だけにシンプルで何かと使い易い機能美的な遊び心溢れる器と言えます。FINNAIRファンの方はもちろんなのですが、Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルッカラ)のデザインに惹かれている方にもお勧めです。
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